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BlogECモール攻略ブログ

【Yahoo!ショッピング】ストアパフォーマンスの評価を改善する方法を解説!

2024.07.22

こんにちは、ファイブスプリングスです。

 

Yahoo!ショッピングには、ストアを多角的に評価する「ストアパフォーマンス」という指標があります

ストアパフォーマンスは単なる評価基準ではなく実際に売上や集客にも大きな影響を与えるため、Yahoo!ショッピングで成功するためには可能な限り高いスコアを目指す必要があります。

 

そこで今回はYahoo!ショッピングのストアパフォーマンスについて、その概要からスコアの確認方法、具体的な改善方法までわかりやすく解説します。

ストアパフォーマンスの向上が必要な理由についても詳しく解説するため、ストアパフォーマンスを効果的に向上させたい方はぜひ最後までご覧ください。

【本記事でわかること】

◎Yahoo!ショッピングのストアパフォーマンスとは何か

◎ストアパフォーマンスが売上や集客に与える影響

◎ストアパフォーマンスを改善するための具体的なアクション

 

Yahoo!ショッピングのストアパフォーマンスとは

Yahoo!ショッピングのストアパフォーマンスとは

ストアパフォーマンスとは、Yahoo!ショッピングストアの運営状況を多角的・総合的に評価できるようにした指標のことです。

単純に売上規模だけでなくサービスの質や顧客満足度なども含めてストアを評価する指標であり、ストアクリエイターProの「評価」ページから確認できます。

ストアパフォーマンスページ

ストアクリエイターProトップ>「評価」タブ>ストアパフォーマンス

 

ストアパフォーマンスでは以下のように全部で29の評価項目が用意されており、それぞれ達成すべき基準点をクリアすると1点が与えられる仕組みとなっています。
(厳密には31の評価項目が用意されていますが、「クーポン値引き率」と「ポイント値引き率」は実績値を確認できるものの評価対象にはなっていません。)

これら29の評価項目の合計点を総合評価と呼び、この総合評価で12点以上を獲得することがストアパフォーマンス全体でクリアすべき1つの基準となっています。

【ストアパフォーマンスの評価項目】
項目名 評価項目
売上規模 ・注文件数
・取扱高
発送・配送 ・出荷の速さ
・出荷遅延率
・送料無料率
・お届け日指定可能率
・お届け日指定の最短日数
・優良配送注文シェア率
・翌日優良配送注文シェア率
キャンセル率 ・ストア都合キャンセル率
ストアレビュー ・ストアレビュー低評価率
・ストアレビュー平均点
商品レビュー ・商品レビュー低評価率
・商品レビュー平均点
問い合わせ対応 ・お問い合わせ率
・回答の早さ
商品情報 ・プロダクトカテゴリ設定率
・JANコード設定率
・ブランドコード設定率
・商品スペック設定率
・バリエーション画像設定率
・商品画像設定率
・1商品あたりの平均画像枚数
メール配信 ・ストアニュースレタークリック率
・ストアニュースレター実行頻度
・シナリオメールクリック率
クーポン ・クーポン利用率
・クーポン値引き率
ポイント ・ポイント利用率
・ポイント値引き率
価格 ・値引き注文率
※集計期間・集計条件や評価基準など詳細については、ストアクリエイターProツールマニュアルの「ストアパフォーマンスを確認する」ページをご確認ください。
(閲覧にはストアクリエイターProへのログインが必要です。閲覧の際はログイン後に上記テキストリンクをクリックしてください。)

 

ストアパフォーマンスを上げるべき3つの理由

ストアパフォーマンスを上げるべき3つの理由

冒頭お話した通り、ストアパフォーマンスは単なる指標ではなく売上や集客にも影響を与えるものです。

ここではストアパフォーマンスを向上させるべき理由として、以下の3つを解説します。

【ストアパフォーマンスを上げるべき3つの理由】
総合評価を上げるほど売上アップにつながる

一定基準をクリアすると優良ストアとして優遇される

一部のマイナス基準を超えてしまうとペナルティがある

 

総合評価を上げるほど売上アップにつながる

Yahoo!ショッピングが公開しているデータによると、ストアパフォーマンスの総合評価が高いストアほど売上も高い傾向がある*ことがわかっています。

総合評価に伴って売上も高くなる理由としては、ストアパフォーマンスを改善することが売上アップに必要な要素を改善していくプロセスでもあるためです。

例えば商品情報を漏れなく設定することはSEO対策となり訪問者数の増加につながるほか、配送品質を向上させることは購買率の向上につながります。

またクーポンやポイントの利用条件を上手く設定して提供できれば、客単価の向上にもつなげることが可能です。

ECにおいて売上とは「訪問者数 × 購買率 × 客単価」で算出されるものであるため、これらの要素を評価基準として持つストアパフォーマンスを改善することで自然と売上も向上します。

メールマガジン発行やレビュー改善もおこなえばさらにリピート率向上により長期的な売上の安定化も見込めるため、ストアパフォーマンスで課題点を確認しながら改善を繰り返して積極的に売上アップを狙っていきましょう。

*参考:ストアクリエイターProツールマニュアル「ストアパフォーマンスを確認する」ページ
(閲覧にはストアクリエイターProへのログインが必要です。閲覧の際はログイン後に上記テキストリンクをクリックしてください。)

 

一定基準をクリアすると優良ストアとして優遇される

ストアパフォーマンスでは、以下3つの基準をクリアすると「優良ストア」として認定されます

【優良ストアの認定条件】
①総合評価が12点以上

②優良ストア評価項目について、合計点数が5点以上かつランキング下位評価が1つもない*

③注文件数600件以上で、「優良配送注文シェア率60%以上」または「優良配送注文シェア率50%以上かつ翌日優良配送注文シェア率15%以上」

*優良ストア評価項目とは、「売上規模」「発送・配送」「キャンセル率」「ストアレビュー」「商品レビュー」「問い合わせ対応」に含まれる合計15項目のこと。
またランキング下位評価とは、黄色の顔アイコンで表示される未達成項目のこと。

 

優良ストアはいわばYahoo!ショッピングお墨付きのおすすめストアであり、優良ストアとして認定されると以下のような様々な特典を受けることができます

【優良ストアの特典】
・検索結果での露出アップ
上位表示や「優良ストア」での絞り込み対象化など、商品検索時の競争力が強化されます。・優良ストアバッジの付与
店名の横に優良ストアバッジが表示されることで、他店との差別化を図れます。・プロモーションパッケージゴールド特典の追加提供
プロモーションパッケージに加入している場合、通常特典のほかに「優良ストアとしてのPR」や「ボーナスストア参加時のキャッシュバック」といった追加の特典が提供されます。

 

上記のほかにも優良ストアとして認定されることは「月間ベストストア」に選ばれる条件にもなっているため、優良ストアになることはYahoo!ショッピングで選ばれるストアになるための条件ともいえます。

総合評価12点以上をクリアしたら、さらにストア運営を有利に進めるために優良ストアの認定も積極的に狙っていきましょう。

 

一部のマイナス基準を超えてしまうとペナルティがある

ここまでストアパフォーマンスで高い評価を得ることで得られるメリットを中心にお話してきましたが、反対に一部のマイナス基準を超えてしまうとストア運営が不利になる場合があることも知っておきましょう。

具体的には、以下の基準を超えた場合に検索結果およびカテゴリリストページの「おすすめ順」の商品表示順位が最後尾まで低下します。

【商品表示順位が最後尾まで低下するケース】
・「出荷遅延率」が10%以上かつ出荷遅延件数が10件以上 の場合

・「ストア都合キャンセル率」が7%以上かつストア都合キャンセル件数が10件以上 の場合

・「ストアレビュー低評価率」が0.2%以上かつ低評価が5件以上 の場合

 

商品表示順位の低下は、マイナス基準を超えている期間中継続的に適用されます。

Yahoo!ショッピングでは検索結果とカテゴリリストページが主な流入経路となっているため、大きな機会損失を避けるためには最低限ペナルティを受けないようにストアパフォーマンスを維持することが必要です。

 

ストアパフォーマンスの評価項目を改善する方法

ストアパフォーマンスの評価項目を改善する方法

ストアパフォーマンスの概要と重要性について把握したところで、ここからは評価項目を改善する方法について解説します。

今回はストアパフォーマンスの具体的な改善アクションとして、以下の5つをご紹介します。

【ストアパフォーマンスの評価項目を改善する方法】
商品の基本情報を漏れなく登録する

配送の無料化と品質改善を試みる

チェックツールを使ってレビューを改善する

ストアニュースレターやシナリオメールを配信する

クーポン発行・ポイント設定・セール実施で売上アップを狙う

 

商品の基本情報を漏れなく登録する

ストアパフォーマンスの対策を全くおこなっていない場合は、まず商品の基本情報登録をおこなって以下の基準クリアを目指すことから始めましょう。

【商品基本情報の登録でクリアすべき基準】
プロダクトカテゴリ設定率 100%
JANコード設定率 60%以上
ブランドコード設定率 80%以上
商品スペック設定率 60%以上
バリエーション画像設定率 25%以上
商品画像設定率 100%
1商品あたりの平均画像枚数 5枚以上

 

ストアパフォーマンス改善につながる商品の基本情報は、いずれもストアクリエイターProの商品ページ編集画面から設定が可能です。

商品編集ページ

ストアクリエイターProトップ>「商品・画像・在庫」タブ>商品を選択>「編集」ボタン

 

商品情報をしっかりと設定することでSEO対策にもなり訪問者数の増加が期待できるほか、商品ページの情報量が増えることで購買率の向上も期待できます。

公式ツールマニュアルでもストアパフォーマンスでまず設定すべき評価項目として位置づけられているため、ストアパフォーマンスに関わる上記7項目については必ず設定しておきましょう。

 

配送の無料化と品質改善を試みる

配送を無料化したり迅速化することも、ストアパフォーマンスを改善する上で非常に重要です。

ストアパフォーマンスには発送・配送に関する評価項目が7項目もあり、また発送・配送の項目で良いスコアを得ることが優良ストアに認定されるための条件でもあるためです。

改めて在庫管理・出荷業務の最適化や配送会社の見直しなどをおこない、発送・配送に関する以下の基準をクリアできないか検討してみましょう。

【発送・配送の改善でクリアすべき基準】
出荷の速さ 2日以下
出荷遅延率 2%以下
送料無料率 80%以上
お届け日指定可能率 80%以上
お届け日指定の最短日数 2.5日以下
優良配送注文シェア率 50%以上
翌日優良配送注文シェア率 15%以上

 

配送料や配送スピードはお客様にとっても商品選びの重要な基準となるため、改善することで訪問者数・購買率の増加が期待できます。

また出荷体制を盤石にすることは、「出荷遅延率」や「ストア都合キャンセル率」、「ストアレビュー低評価率」の超過による商品表示順位低下ペナルティを防止することにもつながります。

ある程度コストをかけなければ改善が難しい部分ではありますが、影響力は大きいため今一度改善できる部分がないか検討してみましょう。

【配送品質の向上には「ヤマトフルフィルメント」がオススメ!】
Yahoo!ショッピングでの配送品質改善には、受注から配送までの作業をヤマト運輸にアウトソーシングできるヤマトフルフィルメントがオススメです。
ヤマトフルフィルメントについては料金や利用の流れからメリット・デメリットまで以下の記事で詳しくまとめているため、ぜひあわせてご確認ください。

 

チェックツールを使ってレビューを改善する

優良ストア評価の重要項目にもなっているストアレビューや商品レビューの改善には、レビューチェックツールの活用がオススメです。

レビューチェックツールはストアパフォーマンスと同様ストアクリエイターProの「評価」タブから確認でき、レビュー点数を絞って各レビューを一覧表示することが可能です。

ストアレビューチェックツール

ストアクリエイターProトップ>「評価」タブ>「ストアレビューチェックツール」または「商品レビューチェックツール」

 

既存のレビューを参考に商品やサービスの改善点を模索したり、新規レビューを獲得するための施策をおこなったりして、レビューに関する以下の基準をクリアできないか検討してみましょう。

【レビューの改善でクリアすべき基準】
ストアレビュー低評価率 0.05%以下
ストアレビュー平均点 4.65点以上
商品レビュー低評価率 0.1%以下
商品レビュー平均点 4.6点以上

 

レビューは訪問者数・購買率・リピート率に影響するため可能な限り改善したい項目ですが、ガイドラインが細かく定められているため慎重に対策する必要がある項目でもあります。

Yahoo!ショッピングにおけるレビュー施策については、具体的な戦略から注意点まで詳しく解説した以下の記事をご確認ください。

 

ストアニュースレターやシナリオメールを配信する

メールマガジンを配信していない場合は、この機会にストアニュースレターやシナリオメールの配信にもチャレンジしてみましょう。

ストアパフォーマンス改善のためには、以下の基準をクリアできるような品質・頻度で配信する必要があります。

【メールマガジンの配信でクリアすべき基準】
ストアニュースレタークリック率 1.4%以上
ストアニュースレター実行頻度 5回以上
シナリオメールクリック率 2.4%以下

 

Yahoo!ショッピングではメールマガジンを無料で配信できる上、上手く運用できればリピーター増加につながるため、可能な限り配信することをオススメします。

各メールマガジンの具体的な配信方法については、特徴や配信時の注意点もあわせて詳しく解説した以下の記事をご確認ください。

 

クーポン発行・ポイント設定・セール実施で売上アップを狙う

最後に利益率との相談にはなりますが、クーポンやポイント、セールなどインセンティブに関する評価項目を改善することも検討しましょう。

ストアパフォーマンスではインセンティブ関連の項目として、以下3つの評価項目が用意されています。

【インセンティブ関連のクリアすべき基準】
クーポン利用率 20%以上
ポイント利用率 20%以上
値引き注文率 10%以下
※上記以外にも「クーポン値引き率」と「ポイント値引き率」がありますが、評価対象ではないためストアパフォーマンスの改善という観点では気にする必要はありません。

 

上記からもわかる通り「利用率」または「注文率」がクリアすべき基準となっており、インセンティブを用意するだけでなく一定数以上利用してもらう必要があります。

上手く運用できれば購買率・売上の増加にもつながるため、タイミングや利用条件などを工夫しながらクーポン発行やポイント設定、セール施策をおこないましょう。

 

Yahoo!ショッピングのストアパフォーマンス:まとめ

今回はYahoo!ショッピングのストアパフォーマンスについて、その概要からスコアの確認方法、改善が必要な理由や具体的な改善方法まで解説しました。

Yahoo!ショッピング出店者にとって目指すべき指標ともいえるストアパフォーマンスですが、高いスコアを獲得・維持するためには性質の異なる評価項目を総合的に改善していく知識と労力が必要です。

ファイブスプリングスではストアパフォーマンス改善のように多角的な攻略が必要なケースにも対応できる分析~戦略立案~実行まで一貫してサポートするコンサルティングサービスをご提供しています。

「スコアパフォーマンスの改善を手伝ってほしい」「どの評価項目から改善すべきかわからない」という方は、ぜひ一度お問い合わせページからお気軽にご相談ください。

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