2022.08.17
こんにちは、ファイブスプリングスです。
リピーター獲得の強い味方である楽天のメルマガ配信「R-Mail」ですが、リストを使ったターゲットや無料での配信が可能なことをご存じでしょうか?
配信先リスト作成や効果測定の方法をしっかりと把握すれば、戦略的にメルマガ配信をおこなうことができます。
そこで今回は楽天のメルマガ配信「R-Mail」について、特徴や設定方法、活用方法を解説します。
開封率や商品のクリック率を高めるコツについても解説するため、R-Mailを活用してリピーターを増やしたい方はぜひ最後までご覧ください。
【本記事でわかること】
◎R-Mailの特徴と必要な費用
◎R-Mailの活用方法と効果的に運用するためのコツ
◎メール本文や送信先リストの具体的な作成手順(操作手順の画像つき)
目次
R-Mailとは
R-Mailとは、過去に商品購入やメルマガ登録をしたユーザーにメールマガジンを配信できるRMSの機能のことです。
送信先リストを分けてユーザーに合わせたメルマガ配信ができるため、さまざまなアプローチでリピート顧客の獲得を狙えます。
メールを1通配信するごとに費用がかかりますが、条件を満たせば無料配信をおこなうことも可能です。
まずはR-Mailについて、以下2つの項目をさらに詳しく解説します。
R-Mailの特徴
R-Mailには、以下のような特徴があります。
【R-Mailの特徴】
〉メールの配信数に応じて費用がかかるメールマガジン
〉送信先リストを作成してターゲティングをおこなうことが可能
〉一定の条件を満たすと週1回無料での配信が可能
〉効果測定データに基づいた戦略的なメルマガ配信が可能
〉テンプレートを用いたデザイン性・機能性に優れたメール作成が可能
以上の特徴からR-Mailは、ターゲティングや効果測定をおこなって効果的・戦略的にリピーター獲得をおこないたい方におすすめのメルマガ配信機能といえます。
R-Mailにかかる料金
R-Mailでは、メルマガを1通配信するごとに1円(税別)のメール配信料がかかります。
申し込み自体は無料ですが、実際に配信する際にはコストがかかることを把握しておきましょう。
なお一定の条件を満たすユーザーに対しては週1回無料でメルマガ配信をおこなえますが、無料配信については後ほど「週1回の無料配信を活用してコストを削減する」で詳しく解説します。
R-Mailの申し込み方法
R-Mailの申し込みは、RMSから簡単におこなうことができます。
1.RMSの「店舗様向け情報・サービス」から、「オプション機能利用申込・解約」を選択します。
2.「R-Mail(メール配信)」を探して、「申込・解約」ボタンをクリックします。
(「R-Mail(メール配信)」は、ページ下部にあります。)
3.「R-Mailご利用申し込み」画面が表示されたら、利用規約を確認して「お申込み」ボタンをクリックします。
4.申請後は、3営業日程度で開通します。
R-Mailを配信する方法
続いてR-Mailを実際に配信するまでの方法として、以下の3ステップで解説します。
【R-Mailを配信するための3ステップ】
※以下手順は執筆(2022年8月)時点での情報です。詳細については以下の楽天公式ページをご確認ください。
(閲覧にはRMSへのログインが必要です。ログイン後に下記URLをクリックしてください。)
店舗運営Navi [メルマガ配信 R-Mail] R-Mailの概要
RMSトップページ下部の「店舗運営Navi」>「広告・販促・分析」>「メルマガ配信 R-Mail」からでも確認できます。
【STEP1】メール本文を作成する
1.RMSの「メール・SNSマーケティング」から「1 メルマガ配信」をクリックします。
2.[1]配信設定内の「メール本文編集」ボタンをクリックします。
3.「メール種別選択」から、本文作成したいメール種別の「編集開始」ボタンをクリックします。
(ここでは例として「レスポンシブメール」の編集開始ボタンをクリックします。)
4.メルマガ配信の目的に応じて、メールのテンプレートを選択します。
【テンプレートの種類と特徴】
・シンプルメール
大きなバナーを1つ配置して、シンプルかつ効果的なメールが作成できます。
・キャンペーンタイプ
キャンペーンタイトルや説明文、バナーなど、キャンペーン情報が伝わりやすいメールが作成できます。
・商品紹介タイプ
商品画像や値段、ランキングなど、商品紹介がしやすいメールが作成できます。
・白紙から作る
テンプレートを使用せずに、ゼロからメール本文を作成できます。
5.「サブジェクト(件名)」と「メール本文」を作成して、画面下の「送信一覧に保存する」ボタンをクリックします。
テンプレートのまま作成することもできますが、左側に並んでいる各ブロックを好きな位置に追加・配置することもできます。
【基本色を変更してデザイン性をアップ!】
画面上部の「デザイン基本設定」ボタンをクリックすると、文字色、リンク色、値段色、背景色を指定できます。
店舗のブランドカラーを使ったり訴求力の強い色を探ったりして、オリジナルで効果的なメールを作成しましょう。
【STEP2】送信先リストを作成する
1.RMSの「メール・SNSマーケティング」から「1 メルマガ配信」をクリックします。
2.[2]管理内の「リスト条件一覧・登録/削除」をクリックします。
3.「リスト条件登録」から、「PCテキスト/HTMLメール」または「モバイルメール」の「新規条件設定」ボタンをクリックします。
(今回は例として、「PCテキスト/HTMLメール」の新規条件設定をおこないます。)
4.「新規条件設定」から、各項目を入力または選択してユーザーの絞り込みをおこないます。
ここで指定した条件に当てはまるユーザーを抽出して、送信先リストを作成します。
(モバイルメールの場合は、「R-Mailの購読に使用しているデバイス」や「携帯電話のキャリア」などの条件で絞り込みできます。)
【購入期間 サービス利用期間】商品購入やサービス利用をおこなった期間に基づいて絞り込みできます。
【購入回数】
商品を購入した回数に基づいて絞り込みできます。
【利用サービス】
利用したサービスの種類に基づいて絞り込みできます。
【利用対象商品ID】
R-Mailの購読を始めるきっかけとなった商品の商品IDに基づいて絞り込みできます。
【メール購読開始日】
R-Mailの購読を開始した日付に基づいて絞り込みできます。
【メールに対する反応】
過去に配信したR-Mailに対する「メール開封」や「バナークリック」といった反応に基づいて絞り込みできます。
【ユーザ詳細アクション】
RaCouponを利用した購入履歴に基づいて絞り込みできます。
【会員ランク】
楽天の会員ランクに基づいて絞り込みできます。
【都道府県】
ユーザーが住所として登録している都道府県に基づいて絞り込みできます。
【性別】
ユーザーが登録している性別に基づいて絞り込みできます。
【年齢】
ユーザーが登録している年齢に基づいて絞り込みできます。
【誕生月】
ユーザーが登録している誕生月に基づいて絞り込みできます。
【詳細属性】
期間限定ポイントの保有に基づいて絞り込みできます。
5.各条件設定をおこなったら、画面下部の「この条件で検索追加」ボタンをクリックします。
6.「人数更新」ボタンをクリックして、送信リストを作成します。
送信人数が多い場合は、「この条件からさらに絞り込む」でさらに条件設定をおこなうことも可能です。
7.「設定した条件」と「送信人数」を確認し、問題がなければ「この条件を保存する」ボタンをクリックします。
【STEP3】メール送信を設定する
1.RMSの「メール・SNSマーケティング」から「1 メルマガ配信」をクリックします。
2.[1]配信設定内の「メール送信」ボタンをクリックします。
3.「メール種別選択」から、送信したいメール種別の「次へ」ボタンをクリックします。
(ここでは例として「レスポンシブメール」の次へボタンをクリックします。)
4.「リスト選択」から、「【STEP2】送信先リストを作成する」で作成した送信先リストを選択します。
5.「メール送信」画面で「送信一覧」をクリックし、「【STEP1】メール本文を作成する」で作成した本文を選択して「プレビュー画面へ」ボタンをクリックします。
6.内容を確認し、問題がなければ「次の画面へ(テスト送信)」ボタンをクリックします。
7.「即時送信」または「予約送信」を選択し、「次の画面へ」ボタンをクリックします。
(予約送信の場合は、この次に希望の送信日時設定をおこないます。)
8.最後に送信確認画面で送信日時やメール種別、送信人数やメールの内容を確認し、問題がなければ「送信する(本送信)」ボタンをクリックします。
(予約送信の場合は、「送信を予約する」ボタンをクリックします。)
R-Mailの活用方法
R-Mailで効果的にリピーターを獲得するための活用方法として、今回は以下の5つをご紹介します。
週1回の無料配信を活用してコストを削減する
R-Mailでは、「週1回無料配信対象のユーザへ送信」リストを使用して週に1回のみ無料でメルマガ配信をおこなえます。
「週1回無料配信対象のユーザへ送信」リストには以下のユーザーが含まれます。
【週1回無料配信対象となるユーザーの条件】
・メールに対する反応が6カ月以内にあった
または
・メール購読を開始してから3カ月以内
週1回の無料配信の利用方法
週1回の無料配信は、「【STEP3】メール送信を設定する」でお話した「メール送信」画面からおこなえます。
1.「週1回無料配信対象のユーザへ送信」から送信できる人数が確認できるため、「無料配信対象ユーザへ送る」ボタンをクリックします。
2.あとは通常の方法と同じく、本文選択と送信設定をおこなえば無料で配信できます。
セグメントを切って有料配信を有効活用する
先ほど無料配信についてお話しましたが、R-Mailを効果的に運用するためには有料配信も上手く活用しましょう。
無料配信だけでは、1年前の購入者などメルマガ配信できないユーザーが出てくるためです。
機会損失を防ぐためにも、無料配信だけでなく有料配信の活用も検討することをおすすめします。
なお有料配信をおこなう際には、1年以内の購入者などしっかりとセグメントを切って(=ターゲティングをおこなって)コストを最小限に抑えましょう。
クリックインセンティブで集客率を高める
クリックインセンティブとは、R-Mailに記載されたURLをクリックしたユーザーに対してポイントを付与するサービスです。
ユーザーからすると店舗ページや商品ページにアクセスするメリットが分かりやすく、店舗としては集客率を高めることができます。
ユーザーに付与するポイントは店舗負担となりますが、新商品やキャンペーンの紹介など集客力を高めたい場合は積極的に活用を検討しましょう。
クリックインセンティブの設定方法
クリックインセンティブは、「【STEP1】メール本文を作成する」でお話した「メール本文編集」画面から設定できます。
1.「クリックインセンティブ」ボタンをクリックします。
2.「クリックインセンティブ」ウィンドウが表示されたら、「ポイント付きメールを配信する」にチェックを入れてから「設定する」ボタンをクリックします。
クリックインセンティブを設定するURLや付与ポイントについては、プレビュー画面後の「インセンティブ設定画面」で設定できます。
ジャンルを絞って効果的にアプローチする
R-Mailでは、特定ジャンルに興味のあるユーザーに絞り込んでメルマガ配信をおこなうことも可能です。
「過去14日間に特定ジャンルを閲覧したユーザーのみ」を対象にメルマガを配信できるため、コストを抑えつつ反応する可能性が高いユーザー層に効果的にアプローチできます。
特定ジャンルに興味のあるユーザーへのメルマガ配信方法
特定ジャンルに興味のあるユーザーへのメルマガ配信は、「【STEP3】メール送信を設定する」でお話した「メール送信」画面からおこなえます。
1.「特定ジャンルに興味のあるお客様へ送信」にある「条件設定」ボタンをクリックします。
2.各項目を入力または選択して「人数更新」ボタンをクリックすると送信人数が表示されるため、問題なければ「リスト作成」ボタンをクリックします。
3.あとは通常の方法と同じく、本文選択と送信設定をおこなえば特定ジャンルに興味のあるユーザーへメルマガ配信できます。
効果測定をおこないメルマガ効果を高める
R-Mailで高い集客効果や売り上げの向上を狙いたい場合は、効果測定をおこなってメルマガ自体の質を向上させる必要があります。
以下のように各データの状況に応じて、改善すべきポイントを検討しましょう。
【効果測定の結果と改善ポイントの例】
・開封率が悪い場合
メール本文まで進めてもらえていない状況のため、本文を見たくなるようなメールの件名を検討しましょう。
詳しくは後ほど「開封率を上げるためには?」でも解説します。
・送客率が悪い場合
バナーやURLをクリックしてもらえていない状況のため、商品の魅力が伝わるようにメール本文を改善しましょう。
また、送信先のユーザーと商品がマッチしているかどうかも再度検討しましょう。
詳しくは後ほど「送客率・クリック率を上げるためには?」でも解説します。
・転換率が悪い場合
ページ閲覧はされているものの購入には至っていない状況のため、リンク先ページの内容改善を試みましょう。
メルマガ購読者限定企画など、購入を促す企画の実施も有効です。
メルマガのデータを確認する方法
メルマガの各データ確認は、「【STEP1】メール本文を作成する」でお話したRMSの「メルマガ配信」画面からおこなえます。
1.「管理画面」ボタンをクリックします。
2.「送信履歴管理」から、確認したいレポートを選びます。
管理画面ではメール送信履歴などが確認できますが、開封率や送客率、転換率などがわかる「月次主要指標」や「クロスデバイス効果測定」が重要です。
(指標、効果測定では、上記のデータのほかにもメルマガ経由での商品お気に入り登録率やメール種・デバイス別での分析などが確認できます。)
R-Mailに関するよくある質問
最後にR-Mailに関するよくある質問として、以下の4つにお答えします。
メール種類はどれがおすすめ?
R-Mailで特におすすめのメール種類は、主に以下の2つです。
レスポンシブメール
R-Mailではさまざまなメール種別が選択できますが、「レスポンシブメール」が最もおすすめです。
PC・スマートフォン両方に対応しており、設定が楽なためです。
ただし、レスポンシブメールはキャリアのアドレス(docomo.ne.jpなど)には対応していない点には注意しましょう。
キャリアアドレスに配信したい場合は、「モバイルテキスト」または「モバイルHTML」を利用する必要があります。
キャリア向けメール
「モバイルテキスト」または「モバイルHTML」といった、「キャリア向けメール」もおすすめです。
店舗・商品の閲覧はスマートフォンからが基本であり、またキャリア向けメールは送客率などの反応が良いためです。
配信数自体はそこまで多くならずコストパフォーマンス良く運用できるため、レスポンシブメールとあわせて送ってみると良いでしょう。
開封率を上げるためには?
開封率を上げるための改善ポイントとしては、以下の2点があげられます。
件名を改善する
先ほど「開封率が悪い場合はタイトル(件名)を改善する必要がある」とお話した通り、開封率を上げるためには件名の改善が有効です。
【開封率を上げるタイトルの例】
・「期間限定ポイントアップ」や「値引き」を記載したタイトル
楽天のお客様はおトクな情報をチェックしているため、セールやポイントアップのアピールはマストといえます。
例:【5と0のつく日はポイント5倍!】、【楽天スーパーセールまもなく終了!】 など
・疑問形のタイトル
読者が問いかけられているような気分になり、クリック率が上がります。
例:ホワイトデーの贈り物はもう決まりましたか? など
このように読者がメリットや気づきを感じるタイトル付けをおこなって、開封率の向上を狙いましょう。
配信時間を改善する
件名の改善以外に見落としてはいけない点が、配信時間の改善です。
【配信時間で気を付けるべきポイント】
・定石は「店舗アクセスの多い時間」での配信
アクセスが多い時間帯を分析して、ユーザーの興味・関心度が高い時間帯にメルマガ配信しましょう。
アクセスの多い時間帯は、「RMS>データ分析>アクセス・流入分析>店舗全体>時間帯別アクセス」で確認できます。
・お買い物マラソンや楽天スーパーセールのイベント開始直後
大型イベント時など、ユーザーの購買意欲が高いタイミングを狙ってメルマガ配信しましょう。
店舗独自のキャンペーンやセールの開始直後も、狙い目の配信タイミングです。
・たまに時間を変えてみて、普段取れない層を狙ってみる
いつもと違う時間帯にメルマガ配信してみることで、取りこぼしてしまっている顧客層を獲得できる可能性があります。
例:ママ向け商材の店舗の場合、アクセスの多い時間のほかに働くママ向けに「通勤時間の朝8時やお昼12時」に配信してみるなど
このように、ユーザーがメールを確認できる時間帯や購買意欲が高まる時期を考慮してメルマガ配信をおこないましょう。
とくにメールを確認できない時間帯に送ってしまうと、一括開封されたり削除されたりしてしまうため注意が必要です。
送客率・クリック率を上げるためには?
送客率・クリック率を上げるための改善ポイントとしては、以下の2点があげられます。
本文の内容を改善する
先ほど「送客率が悪い場合はメール本文や掲載商品を改善する必要がある」とお話した通り、送客率・クリック率を上げるためには本文の内容改善が有効です。
【送客率・クリック率を上げる本文改善の例】
・商品に対してのここだけの話や誕生秘話などをコンテンツで紹介する
商品に対する関心が高まるほか、店舗自体のファンづくりにも効果的です。
・リピーター向けの商材をメインに訴求する
店舗ファン向けの「新商品」のほか、化粧品や食品といった「詰め替え商品」「定期購入商品」などが特に効果的です。
・お得な情報のバナーを掲載する
ポイントやセール、クーポンなどのバナー掲載が効果的です。
・掲載商品数を増やしてみる
商品数を増やしてクリックできるリンクを増やすことで、クリック率が高まる可能性があります。
このように商品・店舗に対する関心を高める本文を作成したり、リピーター向けの商材を掲載したりして、送客率・クリック率の改善を図りましょう。
スマートフォンによる閲覧を意識する
スマートフォンからの閲覧が多い場合は、以下のようにスマートフォンからでも見やすいメルマガにする必要があります。
【スマートフォンからでも見やすいメルマガの例】
・クリックボタンをつける
スマートフォンの場合マウスオーバーでバナーにリンクがついているのか分かりづらいため、クリックボタンを付けて送客率を高めます。
・文字を大きくする
スマートフォンの小さい画面からだと文字が読みづらい大きさの可能性があるため、テスト送信などを活用しながら調整します。
なおスマートフォン閲覧のユーザーが多いかどうかについては、以下から確認できます。
「RMS>メール・SNSマーケティング>メルマガ配信>月次主要指標>デバイス別分析」
R-Mailの注意点は?
R-Mailを運用する際は、以下の点に注意しましょう。
〉モバイルメールの送信回数は月に12回まで
PCメールについては送信回数に制限はありませんが、キャリアアドレス向けの「モバイルテキストメール」や「モバイルHTMLメール」については月に12回までしか送信できません。
〉同じ時間帯でメルマガ配信できる店舗数には限りがある
R-Mailには配信枠があり、お買い物マラソンなどのイベント開始日やイベント+5のつく日は予約が殺到してすぐに枠が埋まってしまいます。
配信予約は1週間前からできるため、人気のタイミングで予約したい場合はしっかり1週間前から準備して予約しましょう。
〉配信枠確保のための配信予約は禁止
メルマガ配信の枠をあらかじめ押さえておくことを目的として、中身のないメール内容で配信予約をおこなうことは禁止されています。
利用方法が不適切だと判断された場合には、R-Mailの一時停止や出店停止等の措置が取られる場合があります。
〉R-Mailリストの更新はリアルタイムではない
R-Mailリストの更新は、お客様がメルマガ配信を希望されたタイミングでおこなわれるわけではありません。
メルマガ配信を希望された日の翌日中に、一括でメールアドレスが登録されます。
〉楽天市場以外の外部リンクは記載できない
自社運営サイトなど、楽天市場以外のリンクはメルマガに記載できません。
〉古いメールは送信済み一覧から順次削除される
180日以上前に送信した送信履歴情報や原稿は、送信済み一覧から順次削除されます。
楽天のメルマガ配信R-Mail:まとめ
今回は楽天のメルマガ配信「R-Mail」について、特徴や設定方法、活用方法を解説しました。
リピーター獲得に非常に有効なR-Mailですが、効果的な送信先リストや売り上げにつながるメール本文を作成するためにはユーザー心理の理解や効果測定に基づく改善が必要です。
ファイブスプリングスでは今回ご紹介した設定の代行や、分析~戦略立案~実行まで一貫してサポートするコンサルティングサービスをご提供しています。
「R-Mailを効果的に運用したい」「本文やリスト作成で悩んでいる」という方は、ぜひ一度お問い合わせページからお気軽にご相談ください。
太田 薫(おおた かおる)
株式会社ファイブスプリングス 代表取締役
元楽天ECコンサルタント、その後楽天MVP獲得店舗の統括部長。 ■無料相談■ |